令和7年(2025年)7月から全国で本格運用開始
◆ AI導入の背景
国税庁は2025年夏から、全国の相続税申告書に対してAI(人工知能)による審査を導入します。
これにより、すべての申告書が対象となり、申告内容の不備や申告漏れの可能性がある事案を
自動で抽出・スコア化します。
◆ AIによる「スコア判定」とは?
2023年(令和5年)以降に発生した相続について、AIが申告書の内容を分析し、
申告ミスのリスクを0~1の数値で評価。高リスクと判定された案件は調査候補に選ばれやすくなります。
対象は不動産・預貯金・保険金・名義財産(名義預金・名義株)など多岐にわたります。
◆ これまでとの違い
従来は税務署職員の経験に基づき調査対象を選定していましたが、
今後はAIが申告内容を一律にスクリーニングすることで、公平かつ効率的な調査が可能になります。
◆ 納税者への影響
・申告書の記載ミスや漏れがAIにより自動的に検出されやすくなります。
・特に名義預金、贈与財産の未申告、不動産評価の誤りなどは注意が必要です。
・申告に不安がある場合は、専門家(税理士)による事前確認がより重要になります。
◆ 正確な申告が一番の対策
AI導入により、形式的な記載不備も見逃されにくくなります。
・財産・債務のもれなく正確な記載
・名義財産や過去の贈与の把握
・評価に迷う財産は専門家に相談
これらが調査リスクを下げる鍵です。
▶2025年からのAI活用に備え、正確で信頼性の高い申告を心がけましょう。
相続税の申告についてご不安な場合は、お早めに専門家へご相談ください。


